2018年6月18日、北京晨報によると、中国の高速鉄道で17日、アナウンスの意味を勘違いした男性客が目的地に着く前に列車から降りてしまうという珍事があった。

浙江省から江西省に向かっていた男性が勘違いしたのは、途中の杭州東駅に着いた時に流れた「先下後上」というアナウンス。「列車に乗るお客様は、降りるお客様を先に通してから乗車してください（降りる人が先、乗る人が後）」という意味だが、男性は「いったん列車を降り、その後、再乗車してください」という意味だと考え、荷物を持って改札から出てしまったそうだ。

この出来事に中国のネットユーザーからは、「列車から降りただけでなく改札まで出てしまったのか…」「高速鉄道は初めてだったんだろうね。何だか分かる気がする」「飛行機のトランジットに慣れてしまってたのかな？」「路線バスや地下鉄でも同じ放送が流れると思うけど」「彼は真面目な人なんだよ。アナウンスにも問題があるかも」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/野谷）