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23日、米軍事ニュースサイト・ストラテジーページはこのほど、中国の戦闘機用エンジンは80%が輸入だと報じた。中国はエンジンの研究開発に力を入れているが、いまだに高品質の製品を作り上げることはできないという。写真は中国空軍の演習。
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2012年5月23日、米軍事ニュースサイト・ストラテジーページはこのほど、中国の戦闘機用エンジンは80%が輸入だと報じた。ロシアメディアの報道を環球網が伝えた。
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過去10年間、中国は航空機用エンジンの研究開発、生産に巨費を投じてきたが、いまだに軍の要求に応えられる品質のエンジンを供給できないという。旧ソ連と同じ問題に直面しているわけだが、旧ソ連の失敗例を知っている西側の技術を導入できるルートがある市場経済で技術の発展を図れるといった、旧ソ連とは異なる条件も備えている。
中国のエンジン開発失敗の典型例とも言えるのが、J-10に搭載されるWS-10Aエンジン。2年前、中国はJ-10搭載のエンジンをすべて国産のWS-10Aに切り替えると発表したが品質を確保できず、昨年ロシアからさらに数百機のエンジンを調達することになった。ストラテジーページは最低でも今後5年間は中国国産エンジンへの切り替えは難しいと指摘している。(翻訳・編集/KT)
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