世界最大の即席麺消費国はどこ?大いなる可能性を秘めた中国市場―中国メディア

Record China    2012年5月22日(火) 7時7分

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18日、中国人1人当たりの即席麺の年間消費量は約30食で、世界ランキング上位国に比べると極めて少ない。つまり中国の即席麺市場には発展の余地が大きいということだ。写真は列車待ちの間に即席麺を食べる中国人。

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2012年5月18日、中国人1人当たりの即席麺の年間消費量は約30食。世界ランキング上位の国に比べると、その数は極めて低い。それはつまり中国市場には大いなる発展の可能性があるということを示している。中国新聞社が伝えた。

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第8回世界ラーメンサミットが19日、天津市にて開催。今回のサミットの主催者である康師傅(カンシーフ)控股有限公司の張百清(ジャン・バイチン)華北・西北地区理事長は、「粗悪な油で揚げている」「防腐剤を使用している」などの疑惑が絶えないことについて「即席麺業界と消費者との間に隔たりがあったからだ」と説明した。この問題を解消するため、同社では天津市内の経済技術開発区に週6日見学可能の工場を設立。2010年には同工場が天津市観光局から工業観光スポットに認定された。

業界ナンバーワンのシェアを誇る康師傅が即席麺の製造と販売に乗り出したのは20年前。当時は1000社近くの同業者がいたが、2010年には100社足らずに減少した。「この100社が500億元(約6250億円)といわれる中国の即席麺市場を支えている」と張理事長。

世界最大の即席麺消費国は韓国で、1人当たりの年間消費量は約80食。2位はインドネシアで年間消費量は1人当たり約50食。第3位が日本という結果に。中国人1人当たりの年間消費量の約30食と比べると大きな差がある。張理事長は「中国の即席麺市場はまだまだ発展の余地が十分にある」と指摘。そのためには「業界と政府、メディア、消費者との間で活発な対話と交流を行うことが必要だ」と主張した。また、同業界の持続的かつ健全な発展を促進するために「中国即席麺協会の設立が急がれる」と語った。(翻訳・編集/本郷)

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