アジアで「地図戦争」ぼっ発、島や海の名称で対立―露メディア

Record China    2012年5月20日(日) 5時1分

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17日、アジア地域で周辺海域や島の名称をめぐる「地図戦争」がぼっ発している。写真は中国地図。

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2012年5月17日、環球時報(電子版)によると、ロシア国外放送・ロシアの声は16日、アジア地域で周辺海域や島の名称をめぐる「地図戦争」がぼっ発していると伝えた。日本と韓国、北朝鮮、ロシアのほか、中国とフィリピンが地図上の国際表記をめぐって対立しているが「背景には豊富なエネルギー、水産資源の存在がある」としている。

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日本海の名称で日本と韓国、北朝鮮が対立。さらに日本政府は最近、名前がなかった39の離島について個々に名称を決定。これに対して中国が激しく反発し、南沙諸島問題に再び火がついた。一方、フィリピンは南シナ海を「西フィリピン海」だと主張。中国はフィリピンと領有権を争っている同海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)について、自国の領土であることを示す6つの証拠を挙げて対抗した。さらに、中国が最近、同礁を含む南シナ海北部の休漁宣言をしたことにベトナムが抗議している。

ロシアの専門家は「豊富な地下資源や水産資源が原因だ。中国は武力衝突は避けたいだろうが、引くわけにもいかないだろう」と分析している。(翻訳・編集/AA)

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