米下院議員が「中国人観光客に5年マルチビザを発給すべき」―米華字紙

Record China    2012年5月19日(土) 7時38分

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17日、中国人観光客の誘致に力を入れる米国で、さらなる優遇策として5年間有効のマルチビザの発給が提案されている。写真は北京の米国大使館とその周辺のビザ取得代行店。

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2012年5月17日、中国人観光客の誘致に力を入れる米国で、さらなる優遇策として5年間有効のマルチビザの発給が提案されている。米華字紙・世界日報が伝えた。

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ハワイ出身の日系米国人、メイジー・ヒロノ民主党下院議員が16日に開かれた米下院エネルギー・商業委員会の商業・製造業・貿易小委員会の公聴会で提案した。同議員は「2010年には計5400万人を超える中国人が海外旅行に出かけているが、そのうち米国を訪れたのは100万人にも満たない」と述べ、中国人観光客の誘致策が不十分であると指摘した。

その上で、中国人観光客向けに5年間有効のマルチビザ発給とビザ申請時の面接をビデオチャットに切り替え、申請者が大使館や領事館までわざわざ足を運ばなくても済むよう配慮すべきだと述べた。同議員によると、ハワイを訪れる中国人観光客は毎年6万2000人程度だが、さらなる優遇策によりこれを30万人に引き上げ、新たに6000人分の雇用を創出できるとしている。

このほか、17日には司法委員会の移民問題小委員会が中国、ブラジル、インドからのビザ申請に対し、発給までの期間を12日以内とする法案をめぐる公聴会を開いた。オバマ大統領は1月、観光振興策として中国とブラジルの観光客のビザ手続きを簡略化すると発表している。(翻訳・編集/NN)

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