Record China 2019年10月9日(水) 15時50分
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スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム(WEF)」が9日に発表した2019年版の「国際競争力ランキング」で、前回2位のシンガポールが米国を抜いて1位になった。3位には前回の7位から4ランクアップした香港が入った。
スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム(WEF)」が9日に発表した2019年版の「国際競争力ランキング」で、前回2位のシンガポールが米国を抜いて1位になった。
3位には前回の7位から4ランクアップした香港が入った。日本は1ランクを下げて6位。台湾は12位、韓国は13位、中国は28位だった。
トップ10では、4位にオランダ、5位にスイス、7位にドイツ、8位にスウェーデン、9位に英国、10位にデンマークが入った。調査は141カ国・地域を対象に「金融システム」「労働市場」「健康」など12項目で評価した。
この結果を伝えた香港メディア・文匯網の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントには、中国のネットユーザーから「大混乱の香港が3位?」「暴力指数ランキングでは?」といった声や、中国人観光客の渡航が制限されている台湾について「あんなに(観光業などが)ひどい状況なのにまだ12位だって?」といった驚きの声が寄せられた。
ほかにも、「理解できない」「笑い話だろう」など否定的な声が大半を占めたが、一部には「これは(香港などの混乱がまだ深刻でなかった)2019年上半期にまとめられたデータなんだよ」と冷静な見方をするユーザーもいた。(翻訳・編集/北田)
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