アルジャジーラが北京支局を閉鎖=中国による「記者追放」処分受け―中国メディア

Record China    2012年5月9日(水) 11時5分

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8日、環球網は中東衛星テレビ局アルジャジーラの北京支局閉鎖を報じた。同局記者の「追放」が引き金となった。写真は2011年10月、アルジャジーラのシェイク・アフマド・ビン・ジャーシム・ビン・モハマド・アル=サーニー社長。

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2012年5月8日、環球網は中東衛星テレビ局アルジャジーラの北京支局閉鎖を報じた。

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8日、アルジャジーラ英語チャンネルはウェブサイトで北京支局閉鎖を発表した。同局のメリッサ・チャン駐中国記者のビザ及び記者証の更新を中国政府が認めなかったための、やむを得ない措置だという。声明では今回の一件に「失望」したと表明、支局の存在が認められるよう今後も要求していくと述べている。

メリッサ・チャン記者のビザ更新が認められなかった理由について、米紙ニューヨークタイムズなど海外各紙は、同局が作成した中国の労働教育を扱ったドキュメンタリー「奴隷制―21世紀の悪」が、ある中国高官を怒らせたためと報じている。ただしチャン記者はこの番組の製作には関与していなかった。外国人記者の追放は1998年以来となる。(翻訳・編集/KT)

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