2012年5月7日、現代快報によると、江蘇省南京市で物乞いの老女に食べ物を差し出し、おしゃべりする米国人青年の写真がインターネット上に流れ話題を呼んでいる。青年は「中国の物乞いは多くが貧乏なふりをしているだけで助ける必要はないと人に言われたが、彼女がそうでないと願いたい」と話している。

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青年は米アリゾナ州立大を卒業後、南京大学に留学したジェイソン・ルースさん。現在は南京のスポーツ用品メーカーでインターンとして働いている。ある日の午後、ルースさんがマクドナルドでフライドポテトを買い、店の近くで物乞いする老女に渡し、一緒に食べながら談笑する写真がネット上に掲載された。すると間もなく「尊敬する」「感動的」などの賛辞が集中した。

ルースさんによると、老女は80代で安徽省出身。面倒を見てくれる人がいないため、最近南京に出てきて物乞いするようになったという。一躍時の人になったルースさんだが、「彼らも僕らも同じ人間。一緒に食べて話しただけで、何もたいしたことではない」と謙虚に話している。（翻訳・編集/AA）