<レコチャ広場>どうすれば「ただの韓国好き」から「親韓派」に変われるか?―中国

Record China    2012年5月5日(土) 14時15分

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3日、中国の時事評論家、卒殿龍氏は「どうすれば『韓国好き』を『親韓派』に変えられるか?」と題した記事を発表した。写真は中国の若者。

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2012年5月3日、中国の時事評論家、卒殿龍(ビー・ディエンロン)氏は「どうすれば『韓国好き』を『親韓派』に変えられるか?」と題した記事を自身のブログサイトに掲載した。以下はその内容。

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中国の人々が韓国に対して抱いている印象は非常に矛盾したもので、「K−POPや韓国のファッションが大好き」という人もいれば、「韓国の傲慢(ごうまん)な態度が鼻についてならない」と嫌悪する人もいる。ここ数年、中国人の韓国に対するイメージは大きく好転したが、根本的に改善したとはいえない。とりわけ朝鮮半島情勢が緊迫すると、中国の嫌韓感情は一気に高まる。では、どうすれば中韓両国民が心と文化を広く通わせることができるのだろうか?

中国人が韓国に対して良い印象がない理由はいくつかある。まず、韓国文化は中国の歴史や文化の影響を強く受けているにもかかわらず、韓国ドラマや一部の韓国人学者はそれを認めず、韓国独自の文化や発明だと主張していること。そして、改革開放政策を始めたばかりの中国にやって来た韓国人観光客や韓国企業が良いイメージを残さなかったという事実。中国人にとって彼らはただの「成り上がり者」でしかなく、人間味や信頼に欠ける存在だった。さらに、韓国政府がとり続ける親米路線が朝鮮半島の緊張を激化させる原因になっていることも理由の1つだ。

では、どうすれば中国人に親韓派が増えるのか?まず中韓両国が民間レベルでの文化交流を展開し、学術討論の機会を拡大することが必要だろう。韓国政府は中国との歴史的交流の長さと中国文化との深いつながりを直視すべきだ。また、中国に投資している韓国企業のモラル向上が韓国のイメージアップになるということを自覚する。さらに、米国に依存することなく、独立した国防と外交を行うことが重要だ。韓国の安全をもたらすのは米国ではなく韓国自身と中国なのだから。また、中国人に必要なのは韓国文化への理解だ。韓国ドラマなどで見せる中国色の強い宮廷文化に対して、むやみに反発する姿勢を見せるのではなく「中国文化を重視している現れ」と理解すべきだ。そして両国で文化基金を積極的に設立し、小中学生の交流や民間レベルでの歴史文化討論会などを活発に行うことが重要だ。(翻訳・編集/本郷)

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