人口1人当たりのCO2排出量、中国の大都市が世界最高レベルに―世界銀行

Record China    2012年5月6日(日) 7時42分

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3日、中国各地で二酸化炭素(CO2)の排出量が急増し、北京や上海、天津などでは人口1人当たりのCO2排出量が世界最多レベルに達している。資料写真。

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2012年5月3日、中国広播網によると、世界銀行は同日、中国の都市化の進展と二酸化炭素(CO2)排出量の見通しや抑制に関する具体的提案をまとめた報告書を発表した。

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それによると、都市化の進展に伴い中国各地でCO2の排出量が急増しており、北京や上海天津などでは人口1人当たりのCO2排出量が世界最多レベルに達している。

世界銀行中国局のクラウス・ローランド局長は、中国のCO2排出量の急増と都市化の進展には密接な関係があると指摘。「2030年には中国の都市人口が総人口に占める割合は70%になる。一方、現在CO2に関連するエネルギー消費の70%を都市部が占めている」とし、今後も都市化の進展とCO2排出量増加の2つのトレンドは続くと予想した。

報告は、各地域でエネルギーや交通、水資源、廃棄物管理などの具体策を取る必要があると指摘し、各都市や各部門の状況を踏まえた具体的な提案を示している。(翻訳・編集/HA)

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