人民網日本語版 2018年6月7日(木) 21時20分
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「スマホ族専用レーン」が陝西省西安市の街中にこのほど登場し、大きな議論を巻き起こしている。スマホをいじりながら歩くよう助長しており、危険だという声もある。
「スマホ族専用レーン」が陝西省西安市の街中にこのほど登場し、大きな議論を巻き起こしている。スマホをいじりながら歩くよう助長しており、危険だという声もある。同レーンを設置した西安のある商業施設は5日、設置理由について、「スマホ族や車両に対する警告のためで、設置から1カ月で効果も出ている」と説明している。北京青年報が伝えた。
4月下旬に設置が完了した同レーンは、百瑞未来城と西安市碑林区特色街区建設管理弁公室が共同で構築した西安のコーヒーをテーマとした創業街区内にあり、設置からすでに1カ月以上が経過している。
設置後、大きな議論が巻き起こっており、「道を歩きながら下を向いて携帯をいじるというのは非常に危険な行為で、『スマホ族専用レーン』の設置は、その種の行為を奨励、助長している」と批判する声もある。
同レーンを設置した商業施設の職員は「主にスマホ族に対する『警告』のため」と説明した。
「近くで働いているほとんどの人がIT関係の仕事をしている若者で、スマホをいじりながら歩いている人も多い。このレーンを設置したのは、それらの『スマホ族』に対する警告。また、レーンを設置した広場の外には駐車場があり、車両が頻繁に出入りする。レーン設置はそれらの車両のドライバーに対して、危険な状況を回避するよう警告する意味合いもある」という。
一部のネットユーザーから「スマホ族専用レーン」の設置がその種の行為の助長につながるのではないかという声が上がっていることに関して、同職員は「警告のためであって、奨励しているのではない。当社はスマホ族がもたらすネガティブな影響を最大限減らしたいと願っている。レーンを設置して1カ月の間に、一定の効果が出ている」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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