2012年4月26日、中国上海市で行われたアンケート調査によると、高校生の保護者の52％が子供の恋愛に対して肯定的で、うち12％は「交際相手を家に連れてきたら歓迎する」と答えた。10年前に比べて倍以上の数字で、中国の親たちが子供の恋愛に寛容になっていることがうかがえる。新聞晩報が伝えた。

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アンケートは上海市の高校生2354人を対象に行われた。「現在恋愛中」は回答者の3分の1を占め、01年に比べて12％、07年に比べて7％増加した。「好きな人はいるが告白していない」は11％だった。また、58％が「愛情は自然にわいてきた」と回答。35．5％が「学業のために恋愛をあきらめる」と答えた。

一方、保護者の52％は子供の恋愛に肯定的であるものの、「見て見ぬふりをする」と答えた割合も40％に達した。逆に「別れるよう勧める」も48％に達したが、「親の言うことを聞く」と答えた子供は20％どまりだった。上海市教育科学研究院の担当者は「最近では独身男性、女性とも増えており、保護者も高校生の恋愛に寛容になっている」と話している。（翻訳・編集/AA）