Record China 2007年2月26日(月) 15時45分
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明・清時代の金庫が眠るという、陜西省西安市の村。2007年春には工場の建設が始まるということで、村民たちは大慌てで発掘活動を続けている。はたして、金庫は見つかるだろうか!?
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2007年2月25日、レコードチャイナのカメラマンは、陜西省西安市近郊のある村を訪ねた。
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中国正月期間だというのに、村はとても静かで人気がない。あたりを見回すと、老人と子どもの姿しか見えなかった。この村に一体何が起きたのか?ある子どもに、「お父さんとお母さんはどこにいるの?」と聞くと、その子どもは「金庫を探しに行ったよ」との答えが返ってきた。
「金庫」…実は今回、我々もその金庫が目当てで、この村にやってきたのだ。この村は昨年7月に「古代の金庫がある」と話題になり、発掘ブームが起きた村なのである。
始まりは2006年夏のことだった。ある企業が工場建設のために、この村の6万平方メートルの土地を購入した。その後、建設業者は数回現地を訪問し、工事のための土地調査を実施した。工事は2007年春から開始予定ということで計画は進行した。
そのころ、業者による調査の様子を見ていた村民の間で「この土地は、明清時代(1368〜1912年)金庫だった」といううわさが流れ始めた。そして、村の年寄りは、「70年代、この土地で、明・清時代の遺跡や古銭などが発見された」と語った。この話から村民たちは、土地の調査を始めた建設業者を考古学者だと勘違いし、この村に「金庫発掘ブーム」が起こることになる!
―続きは、その2へ (編集・饒波貴子)
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