炭鉱開発反対の農民が座り込み=暴徒化し説得の警官を襲撃、1人死亡―雲南省麗江市

Record China    2012年4月22日(日) 12時57分

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18日、雲南省麗江市永勝県の仁和鎮で、暴徒化した村民約1000人が刃物や棍棒を手に警官に襲いかかる事件が起きた。警官1人が死亡、15人が負傷した。写真は永勝県。

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2012年4月18日、雲南省麗江市永勝県の仁和鎮で、暴徒化した村民約1000人が刃物や棍棒を手に警官に襲いかかる事件が起きた。警官1人が死亡、15人が負傷した。20日、雲南網が伝えた。

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麗江市外事宣伝局によると、事件の発端は現地の炭鉱開発だという。採掘によって地質災害が起きると懸念した村民は12日に県政府に陳情。19戸の移転と補償金を求めた。県政府は村のインフラ修復と被害が出た場合の補償、そして調査の結果、危険だと明らかになった場合には住宅移転を保証すると書面で回答した。

しかし村民側は納得せず、12日夜から18日にかけ、鎮政府前で炊事道具まで持ち込んでの座り込みを始めた。政府職員を威嚇し、公共物を破壊するなどの行動もあったという。18日、説得のため警察が現地を訪れたところ、刃物や棍棒を持った村民に囲まれ、衝突となった。警官1人が死亡、15人が負傷した。なお一部報道によると、警官が先に威嚇射撃したところ、村民に向けて発砲したと誤解され、暴徒化したという。(翻訳・編集/KT)

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