2012年4月、ブルームバーグは、江沢民（ジャン・ズーミン）前国家主席が17日、北京市でコーヒーチェーン大手スターバックスのハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)と会見したと報じた。20日、米華字ニュースサイト・多維網が伝えた。

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健康問題もささやかれ、一度は死亡説まで流れた江沢民前主席。姿を見せる機会は少ないだけに、今回の会見は健在ぶりをアピールする目的があったとみられている。11年10月の辛亥革命100周年記念大会以来の登場となった。

薄熙来（ボー・シーライ）前重慶市委書記をめぐる政局と関連していると指摘するアナリストもいる。香港紙・明報電子版は健在ぶりをアピールすることで、薄熙来事件と今秋の中国共産党第18回全国代表大会への影響力確保が目的だと指摘した。（翻訳・編集/KT）