2018年5月26日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ（中国語電子版）は、開催をめぐって駆け引きが続いている初の米朝首脳会談について「韓国が大きな関心を抱き、注目している」とする記事を掲載した。

韓国大統領府の報道官は25日、声明を発表し「米朝間の対話の火は消えていない。また大きく燃え上がるだろう」と表明した。

トランプ米大統領は24日、6月12日に予定していた米朝首脳会談の中止を発表したが、翌25日には「まだ開催される可能性はある」として再調整に含みを持たせた。北朝鮮側はトランプ氏の中止表明を受け、一転して対話を受け入れる姿勢があると強調している。

米政府高官の1人は、トランプ氏が北朝鮮とのやり取りが滞り、北朝鮮側が無礼な発言や会合を無断欠席するなど受け入れがたい態度を取ったことが、会談中止発言につながったと指摘している。（翻訳・編集/大宮）