Record China 2012年4月13日(金) 18時33分
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10日、ロンドン五輪を控えて代表選考が本格化する中、中国がお家芸の卓球で、男女わずか3人ずつの代表を選ぶのに苦労している。写真は11年5月、オランダで開催された卓球の世界選手権ロッテルダム大会、女子ダブルス準決勝。中国が韓国に圧勝した。
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2012年4月10日、ロンドン五輪を控えて代表選考が本格化する中、中国がお家芸の卓球で、男女わずか3人ずつの代表を選ぶのに苦労している。11日付で環球時報(電子版)がAP通信の報道として伝えた。
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人材が豊富すぎるというのも、それはそれで悩みは尽きないようだ。米国が男子バスケットの代表を選ぶ時と同じ感覚といえる。過去3回の五輪で、卓球の金メダルはすべて独占という輝かしい実績を誇る中国。4年前の北京五輪では、男女シングルスの金・銀・銅メダルを総なめにした。団体ももちろん例外ではない。
卓球は中国で国民的スポーツとして老若男女に親しまれている。街角のあちらこちらに即席の卓球台。コンクリートの台にネット代わりのレンガが並べられた簡素なものだが、中国の人々はここで暇を見つけては汗を流す。
ロンドン五輪の代表になれるのは男女各3人。シングルスの代表は各2人までだ。これほどの卓球人口の中から選ばれるのは奇跡に近い栄誉。その裏では想像を超える激しい競争が展開される。過去3回の五輪金メダリスト、馬琳(マー・リン)選手も若手の台頭により苦戦を強いられている。
シングルスの代表を2人までにしたことで、中国が金・銀・銅を独占することは不可能になった。だが、それでも金・銀、団体でも男女で金をとるのは確実だろう。中国にとって、強いてライバルを挙げるとすれば、アジアでは日本と韓国、欧州ではドイツといったところか。
ドイツ・ドルトムントで開催された卓球の世界選手権で銀メダルを獲得した男子世界ランキング6位のティモ・ボル選手(ドイツ)は、「中国を破らなければ世界一にはなれない。だが、どうすればよいのか」と話す。ちなみに男子ランキングの上位5位は中国選手が独占している。(翻訳・編集/NN)
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