Record China 2018年5月25日(金) 21時0分
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23日、新周刊は、「日本人はどうして所構わず居眠りをするのだろうか」とするコラムを掲載した。資料写真。
2018年5月23日、新周刊は、「日本人はどうして所構わず居眠りをするのだろうか」とするコラムを掲載した。以下はその概要だ。
日本人は眠らない、という人がいる。もちろんこれはうそであり、地下鉄や公園、カフェなど公共のスペースで居眠りしている人を良く見かける。スーツに身を包んだサラリーマンたちも電車の中で憚りもなく船を漕ぎ、時としてよだれを流している。そして、周囲の人たちは誰が居眠りしていても驚いたりしないのである。
その背景には「日本の会社員はボスより早く出勤し、ボスより遅く帰る」という日本のルールがある。「過労死」という言葉を生んだ日本は、依然として働きまくっているのである。
ハードワークにより夜の睡眠時間が確保できない日本人は、電車の中で眠気をがまんすることなく眠りにつく。ある日本人ジャーナリストは「眠い時には読書中でも執筆中でも効率が下がる。それが30分ほど寝ると生まれ変わったようにスッキリとし、作業効率も倍増する」と述べている。
公共の場ではばかりなく眠れる理由の1つに、日本の治安に対する安心感がある。また、公共の場が静かであることも安らかな眠りにつくことができる条件となっている。さらに、日本人には「みんなで寝る」習慣がある。日本で、子どもが学校に上がるくらいの年齢まで、親子は一緒に寝るのだ。そうすることでより多くの愛、安心感を与え、緊張を和らげ、その後の人格形成に良い影響を与えるとされている。だから、周囲に人がいる状況での居眠りは、1人ぼっちよりも寝やすいのである。
日本人にとって勤勉とは、長時間全力で仕事をしたり、疲労や疾病を抱えながらも会議に参加したりすることを指す。だから、疲労や疾病をおして仕事や会議に参加するという自己犠牲を伴う勤勉さを見せる中で、仮に居眠りをしてしまっても、みんな大目に見てくれるのだ。(翻訳・編集/川尻)
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