無印良品、「原産国・台湾」で罰金―中国メディア

Record China    2018年5月24日(木) 11時30分

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23日、観察者網は、中国・上海の無印良品が商品に「原産国・台湾」と表記していたことで、上海市当局から罰金処分を受けたと報じた。

2018年5月23日、観察者網は、中国・上海無印良品が商品に「原産国・台湾」と表記していたことで、上海市当局から罰金処分を受けたと報じた。

中国国家企業信用情報公示システムによると、上海市工商行政管理局が4月2日に無印良品(上海)商業有限公司に対し、違法広告行為により20万元(約340万円)の罰金を科した。

同局の決定書は「2017年8月5日、当事者は日本から輸入した、外部包装に『MADE IN TAIWAN 原産国・台湾』と印刷したステンレス製室内物干しスタンドをタオバオやオフライン店舗で販売していた。当事者は入荷検査を受ける義務を適切に履行していなかったために、問題の商品は市場で販売され、すでに販売された数量は数えられない」としている。

そして「当事者の行為は中華人民共和国広告法第9条の『国の尊厳あるいは利益の損害、国家機密の漏洩』にあたる。発覚後に当事者が商品を棚から下ろし、外部包装を廃棄したことを鑑み、違法広告行為の停止を命じるとともに、罰金20万元に処す」との裁定を下したという。

記事は「先日、無印良品が無料配布していた『2017年秋冬シーズン家具カタログ』中に印刷されていた地図に尖閣諸島や南シナ海の島が描かれておらず、海南島が大陸と異なる色で塗られている、台湾島の注記に誤りがあるという重大なミスが指摘された」とも伝えている。(翻訳・編集/川尻

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