「水中のパンダ」ヨウスコウイルカの死体発見、昨年末から3件目―江西省九江市

Record China    2012年4月10日(火) 13時6分

拡大

5日、江西省九江市の●(番に都の右)陽湖で、ヨウスコウイルカの死体が発見された。「水中のパンダ」とも呼ばれるヨウスコウイルカは今、絶滅の危機に瀕している。

(1 / 2 枚)

2012年4月5日、江西省九江市の●陽湖(●は番に都の右)で、ヨウスコウイルカの死体が発見された。8日、国際在線が伝えた。

その他の写真

ヨウスコウイルカは長江流域に住む淡水のイルカ。漁業や生息環境の破壊、環境汚染の影響で急速に生息数を減らしている。種の起源の古さ、生息数の少なさから「水中のパンダ」とも呼ばれるが、絶滅は時間の問題だと指摘する声も上がっている。

今回発見されたヨウスコウイルカは全長1mのメス。腐乱状態から見て死後1カ月はたっていると見られる。●陽湖近辺では昨年11月以来、3頭のヨウスコウイルカが死体で発見されている。専門家によると、雨が多く湖周辺に浅瀬が広がったため、イルカが魚を追って浅瀬に乗り上げてしまったことが原因と見られる。

●陽湖には300〜500頭のヨウスコウイルカが生息し、種の4分の1から3分の1が集中する重要な生息地。しかし環境破壊が進み、36年後には湖の生息数は2割にまで減少すると見られている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携