Record China 2012年4月11日(水) 15時48分
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9日、降板騒動がますます拡大している中国映画「特殊身イ分」について、渦中の人となっている主演俳優ドニー・イェンから弁明と説明のコメントが飛び出した。写真はドニー・イェン。
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2012年4月9日、降板騒動がますます拡大している中国映画「特殊身イ分」について、渦中の人となっている主演俳優ドニー・イェン(甄子丹)から弁明と説明のコメントが飛び出した。華商報が伝えた。
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先月はじめ、出演者のヴィンセント・チャオ(趙文卓)が突然の降板を発表した。これを機に、ダブル主演のような形だったドニーとの間で、お互いが“スター気どり”を暴露・非難し合うドロドロの戦いに発展。さらに今月7日、作品の前身企画だったという映画「終極解碼」の檀冰(タン・ビン)監督が、北京市で記者会見に登場する。同作はジャッキー・チェンがプロデューサーを務めることが決まっていたが、ドニーが介入してきて最終的には主演・プロデューサーに就任。脚本も書き換え、監督も別の人物を引っ張ってきてたとして、「作品を丸ごと奪われた」と訴えた。
これについて、ドニーのスポークスマンもコメントを発表。当初、ジャッキーのプロデュースということで出演を快諾したが、ジャッキーは新作映画「十二生肖」(Chinese Zodiac)の撮影で忙しく、作品に関与できなくなったため、脚本を修正せざるを得ない状況になったという。
ドニー側の主張では、彼にプロデューサー就任を要請してきたのは、檀冰監督のほうから。製作準備段階のめまぐるしい変化に対応できない様子の監督を見て、スポンサー側と相談した上でやむなく監督を交代してもらったが、監督が脚本に関与する権利はきちんと残し、彼の立場を守るよう配慮した、と話している。
また、最近浮上した“ドニーの運転手が、ヴィンセントの運転手を殺した”というとんでもない流言については、「相手の運転手が亡くなられたのは事実だが、死因は不慮の事故だったと聞いている」とし、関与を否定していた。(翻訳・編集/Mathilda)
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