警官の衣装を着て行列に割り込もうとした男、あえなく逮捕―山西省運城市

2007年2月22日、中国正月に伴う休暇が間もなく終わろうというこの日、山西省運城市駅前の列切符売り場では長い行列ができている。この街に帰省していた多くの人々が、職場のある街に帰ろうとしているのだ。

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そんな中、一人の男性は長い行列を見てすぐに並ぶのをあきらめた。並んで順番を待つと何時間もかかるからだ。そこで彼はあることを思いついた。友人から撮影用の警官の制服の衣装を借りて警官になりすまし、混雑を整理するためと偽って切符売り場の先頭に現れたのだ。まんまと先頭にたどり着いた彼はさっそく窓口で自分用の切符を買い求めた。

だが、おとなしく何時間も待っていた他の客がこの行為を見過ごすはずもなく、周囲から非難の声が上がった。口論となっている中に騒ぎを聞きつけた本物の警官が現れ、不審な「ニセ警官」を発見。警官はその場でニセ警官に尋問を行い、彼はすぐに不正行為を認めたということだ。