Record China 2012年4月4日(水) 6時24分
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香港誌・亜洲週刊は、日本人作家・加藤嘉一氏のコラムを掲載した。核武装をめぐって日中間に猜疑心が芽生えていると指摘している。写真は3月、大連港。停泊中の中国空母ワリャーグ。
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2012年4月、香港誌・亜洲週刊は、日本人作家・加藤嘉一氏のコラムを掲載した。核武装をめぐって日中間に猜疑心が芽生えていると指摘している。3日、新華網が伝えた。
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日本のタカ派は日米同盟を弱体化、あるいは放棄して自主防衛の新戦略を採る「普通の国」を目指すべきだと主張しており、日本の「右傾化」は体制になりつつある。中国の有識者はそう認識しており、日本の核武装の懸念が浮上している。核武装は短期的には北朝鮮を念頭に置いたものだが、長期的には中国への対抗策となる。
もっとも国際情勢から見ても、核兵器に対する日本国民の反発を見ても、日本の核武装はそう容易なことではない。ただ「米国による日本占領」が続いていることに不満を感じている日本国民が増えているのは争いようのない事実であろう。
こうした情勢下で、日本の核武装、空母保有、台湾問題への介入などへの懸念が広がっているが、こうした猜疑心の拡大には警戒するべきだろう。日中は大国としての態度を示すべきだ。両国が互いに恐怖を言い立てる状況は、双方が傷つくことになる。
恐れではなく協力。調和や友愛と言った東方の智慧をもって、「原発の平和利用」といった議題を率直に話し合うべきだ。再び核の被害を受けた日本、そして原子力エネルギーを最も必要としている中国。両国は核というテーマで、世界の話し合いをリードできる資格を持っているはずだ。(翻訳・編集/KT)
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