日本政府、青書でも日中関係改善を強調、韓国については「竹島の不法占拠」を明記―中国メディア

Record China    2018年5月16日(水) 15時20分

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15日、河野太郎外相は閣議で2018年版「外交青書」を報告した。資料写真。

2018年5月15日、河野太郎外相は閣議で2018年版「外交青書」を報告した。中国新聞網が伝えた。

2017年は日中国交正常化から45周年にあたり、青書は両国関係について「関係改善の気運が大きく高まった」と改善を強調。「大局的な観点から日中の友好協力関係を安定的に発展させる」とした。また、北朝鮮問題を含むさまざまな課題への対応でも日中関係は重要性が高いと明記された。

一方、日米関係の重要性については、「これまで以上に高まっている」と一貫して強調。安倍首相とトランプ大統領による首脳会談に触れ、「日米両国は緊密に連携している」とした。韓国については、竹島の韓国による実効支配は「不法占拠」とし、同島周辺での軍事演習を行った韓国に対して強く抗議したことが明記された。

今回の青書は北朝鮮に関する記述が大幅に増え、「これまでにない重大かつ差し迫った脅威」だとするとともに、徹底的な核放棄に向けて日米韓3カ国のより緊密な連携の重要性が指摘されている。(翻訳・編集/岡田)

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