中国で初の男子校誕生か、「男の中の男」育成へ=上海で申請―米メディア

Record China    2012年4月3日(火) 13時29分

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1日、中国上海市の上海第8中学校がこのほど男子校化を当局に申請した。「男子生徒の劣勢挽回」が理由で、認められれば新中国成立以来初という。写真は上海第8中学がすでに女子学生向けに開設しているテーブルマナー講座。

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2012年4月1日、米華字紙・僑報によると、中国上海市の上海第8中学校がこのほど男子校化を当局に申請した。同校によると「男子生徒の劣勢挽回」が目的で、認められれば新中国成立以来初の男子校になるという。中国では一人っ子政策による親の溺愛が原因で“オタク化”する男子が増えているというが、果たして男子校で“男の中の男”を育成できるか。中国新聞網が伝えた。

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それによると、中国には1900年代初めに満州族の貴族向け女子校があったが、男女別学の習慣はなかった。今回の申請目的はいわゆる「男女七歳にして席を同じうせず」ではなく、女子と離すことで「男子の劣勢を挽回する」こと。中国では一人っ子政策で子供が猫かわいがりされた結果、向上心や責任感に欠け、小さなことにくよくよし、我慢強さに欠け、かんしゃく持ちで「肝っ玉の小さい男」が増えているという。

一方、人口の男女比率は年々男性が多くなっているにもかかわらず、中国では学校でも職場でも女性上位が進む一方。人々は「責任感があり、懐の深い“男の中の男”」の出現を待ち望んでいるという。記事は「日本には男子校148校、女子校368校がある」としているが、さて成果はいかに。(翻訳・編集/AA)

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