2012年3月21日、仏AFP通信によると、ベトナム人女性21人をだまして連れ去り、中国へ売春目的で売り飛ばしていたとして、ベトナム警察当局はこのほど、人身売買組織のリーダーである22歳のベトナム人の女を含む6人を逮捕した。シンガポール・聯合早報が伝えた。

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それによると、女性たちは20〜27歳。08年以降の3年間に1人1000万〜1500万ドン（約4万〜6万円）でベトナムから中国の売春宿へ売られ、働かされていた。21人のうち20人は救出されたが、残る1人は行方が分かっていない。逮捕された女自身も08年にだまされて中国へ来たが、逆に現地で売春宿を開き、搾取する側に回っていた。

ベトナム公安当局によると、同国では04〜09年の6年間に少女約3000人が人身売買組織によって国外へ売り飛ばされたとみられる。少女の大半は15歳以下という。（翻訳・編集/AA）