Record China 2012年3月22日(木) 11時11分
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19日、北朝鮮の「実用衛星」打ち上げ計画に対し、韓国が「重大な挑発行為」との見解を示したことを受け、「韓国も我々に助けを求めていれば、2回も失敗しなかった」と挑発する論評を北朝鮮メディアが発表した。写真は北朝鮮の「衛星」発射計画に対する各国の反応。
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2012年3月19日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信社は、同国の「実用衛星」打ち上げ計画に対し、韓国側が「重大な挑発行為」との見解を示したことを受け、「韓国も我々に助けを求めていれば、2回も失敗しなかった」と挑発する論評を発表した。21日付で中国紙・環球時報(電子版)が伝えた。
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論評は、北朝鮮が故金日成(キム・イルソン)主席生誕100年を迎える4月中旬に実用衛星「光明星3号」を打ち上げる計画だと発表したことに対し、韓国側が「重大な挑発行為」としたことは、今月26日、27日に韓国・ソウルで開かれる「核セキュリティー・サミット」の場を借りて、この問題を国際化させるつもりだ、とけん制。
また、「同じ民族が合法的に衛星を発射することに対し、韓国は率先していざこざを引き起こそうとしている。滑稽としか言いようがない」とし、「民族より外来勢力を重視していることの表れ。恥ずべき手先であり、憎むべき裏切り者」と非難した。
論評によれば、国内外のすべての朝鮮民族は今回の衛星発射計画を重大な民族の祝い事だとし、積極的に支持を表明している。「光明星3号」の打ち上げは北朝鮮の宇宙技術がさらに大きく進歩したことを示すものであり、北朝鮮の威力も高まるだけでなく、韓国国民もさらに北朝鮮を味方するようになる、とした。
その上で、「傀儡(かいらい)が外部の力を借りて、かつて2度も衛星を発射したが、いずれも失敗した。北朝鮮に頼っていれば、どんなによかっただろうか。少なくとも民族の評価を上げることはできたかもしれないのに」と痛烈に皮肉った。(翻訳・編集/NN)
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