Record China 2012年3月17日(土) 7時25分
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11日、英紙は「中国は世界を自らの手中に」と題した記事を掲載した。写真は10年2月、河南省で摘発されたハッカー養成所。
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2012年3月11日、英紙デイリー・テレグラフは「中国は世界を自らの手中に」と題した記事を掲載した。14日付で環球時報が伝えた。以下はその内容。
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小太りの若者が薄暗い部屋でたくさん並べられたスクリーンの前に座っている。パッと見た限り、とても世界戦争の最前線で戦う兵士には見えない。だが、自ら「紅色黒客(ハッカー)聯盟国王」と名乗るこの青年によれば、中国と西側のネット戦争はすでに全面対決が始まっている。
ハーバード大学のニーアル・ファーガソン教授は、中国の若い愛国者たちが確かな技術を持ち、経済的にも恵まれ、熱いナショナリズムを語ることに気付き、「アンチCNN」を立ち上げて話題になった愛国青年たちを取材した。そのうちのおとなしそうな青年は「我々の声を世界の人たちに聞かせたかった」と話す。
世界の経済と政治の中心は西側から徐々に東側へと移行しつつある。中国のナショナリズムの復興も恐らく脅威になるだろう。中国の学生たちは米国のチベット報道など、祖国政府が批判を受けるとたちまち敵意をむき出しにする。中国人は「経済的に成功すれば、もはや文化面で西側にひれ伏す必要はない」と思っているようだ。
中国は強くなればなるほどドイツのように侵略性を増していくのでは、と危惧する声も聞こえるが、その可能性は少ないだろう。中国は今後もさらに経済成長と市場改革を続け、党の権力は今より多くの制限を受け、法治がさらに進むに違いない。(翻訳・編集/NN)
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