相次ぐ国外での事故で中国外交部が出国時に注意すべき事を発表―中国メディア

Record China    2018年5月1日(火) 1時30分

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中国外交部が海外旅行で注意すべき事について発表した。資料写真。

2018年4月29日、中国僑網は中国外交部が海外旅行で注意すべき事について発表したと伝えた。

記事は、3月22日にタイのプーケットで16人の中国人を乗せたバスが事故に遭い、4人が重傷を負ったことや、4月22日には北朝鮮で、34人の中国人を乗せたバスが事故に遭い、32人が死亡した事故などを紹介。近年、海外で中国人が事故に巻き込まれるケースが増えているとした。

そのため、中国外交部が海外旅行へ出かける中国人に対し、注意すべき事について発表した。記事は、「外交部のデータによると、2017年に海外で死亡した中国人は695人で、そのうち165人は交通事故による死亡だった。これは全体の23.7%を占めている。事故の多発地域では、最多が東南アジア諸国で83人が死亡、次いでオーストラリアで20人、日本が9人だった」と伝えた。

外交部は、「注意事項としてバスの運転手に注意深くあること」を挙げている。疲労、速度超過、無理な日程、運転中の電話、飲酒運転、無免許運転などが見られたら、直ちにガイドと話をして運転を止めさせるべきだとしている。また、自分の身の安全を守るため、バスでのシートベルト着用や運転手とおしゃべりをしないよう呼び掛けている。

また、「自分で車を運転して旅行する場合、運転手自身の問題で事故になるケースが多い」と指摘。夜間の長時間運転や疲労・飲酒運転、右ハンドル車の運転に慣れていないこと、道路状況をよく知らないことなどが原因になっているという。このほか、現地で使用できる免許証を準備することや、レンタカーを利用するときは大手の会社を選び、保険や免責事項をよく確認するよう勧めている。

他にも、出発前に現地の安全情報を確認しておくことや、現地の道路状況、交通ルールを調べておき、緊急事態に備えて警察や救急、現地領事館の連絡先を控えておき、適切な保険に加入するよう呼び掛けた。(翻訳・編集/山中)

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