マクドナルド、2年以内に7割の店舗をリニューアル―中国

Record China    2012年3月14日(水) 17時51分

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12日、マクドナルドが2年以内に中国全土の7割の店舗をリニューアルする計画であることが分かった。写真は北京の店舗。

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2012年3月12日、網易財経によると、マクドナルドが中国で全面的な店舗リニューアルを実施している。近代建築の三大巨匠の1人であるミース・ファン・デル・ローエが提唱した「Less is more」(より少ないことは、より豊かなこと)の概念を取り入れ、2年以内に中国全土の7割の店舗をリニューアルするという。

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マクドナルドは2010年に中国での店舗リニューアル計画に着手した。各店舗にかける費用は数百万元(数千万円)に上り、新規店舗をオープンさせるのとほぼ同額だという。すでに400店舗のリニューアルを完了しており、2年以内に全店舗の7割をリニューアルし、一部の店舗には子供用のデジタルゲームブースやパーティーエリアも併設する計画だ。

マクドナルドの店舗リニューアル計画は90年代に欧州で始動し、07年には同地区で6億ユーロ(約650億円)を投じて1280店舗のリニューアルを完成した。店舗にファッション性を取り入れるのと同時に、開放感を重視した居心地の良い雰囲気を作り出し、高級感を感じられるようにした。また、利用客にインターネット環境を提供するとともに、iPodの貸し出しサービスなども実施。それにより、07年上半期の欧州地区6400店の売上高は前年同期比15%増を記録した。

同社は、中国でのリニューアルが成功すれば、大幅な売上増が見込めると予測している。(翻訳・編集/HA)

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