地下鉄からモノレールへ、建設コストの安さで注目集める―中国

Record China    2012年3月12日(月) 8時30分

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9日、地下鉄建設ラッシュが続いている中国だが、より安価に建設できる交通手段としてモノレールに注目が集まっている。浙江省温州市で建設計画が検討されているほか、多くの都市がモノレール建設の意向を示している。写真は上海リニア。

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2012年3月9日、大洋網によると、地下鉄建設ラッシュが続いている中国だが、より安価に建設できる交通手段としてモノレールに注目が集まっている。

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中国人民政治協商会議の馮幸耘(フォン・シンユン)委員は「モノレール・システム採用による都市交通問題の緩和に関する提案」を、開催中の両会(全国人民代表大会、中国人民政治協商会議の総称。日本の国家に相当)に提出した。

現在、浙江省温州市でモノレール建設計画が検討されているほか、天津上海、済南、合肥、洛陽、石家庄などでも導入が検討されており、他都市の状況を見た後、北京市でも建設される可能性がある。

モノレールの長所は建設コストの安さ、工期の短さ、都市建築に与える影響の少なさなどが上げられる。建設コストは地下鉄がキロ当たり7億5000万元(約97億5000万円)を必要とするのに対し、モノレールは1億5000万元(約19億5000万円)と5分の1の安さ。国産化を進めればキロ当たり1億元(約13億円)にまで下げられる可能性があるという。(翻訳・編集/KT)

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