恥ずべき歴史か貴重な歴史遺産か?娼館とアヘン館の公開に論争勃発―湖南省懐化市

Record China    2007年2月21日(水) 23時2分

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湖南省懐化市に残る旧市街「洪江古商城」で、娼館やアヘン館として利用されていた建物を公開したところ、恥ずべき歴史をさらけ出すものだと反対する人と、貴重な歴史的資料だとする人の間で論争が巻き起こっている。

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2007年2月21日、湖南省懐化市に残る旧市街「洪江古商城」では、明・清時代に娼館やアヘン館として利用された建物を一般に公開し、昔の風俗をテーマにした展示を行った。

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だが、これが大きな論争を引き起こすこととなった。この展示に反対する人々は、娼館やアヘン館は中国の封建社会の醜い象徴であり、自分の子どもたちを連れて来たいという親はいないだろうと主張している。

一方で、一部の観光客は、「洪江古商城」は明・清時代の繁栄と栄耀栄華を今に伝える貴重な資料であり、ここを見学することで、中国の歴史・文化・生活に対する理解が深まるとしている。

湖南懐化市の「洪江古商城」は、明・清時代(1368〜1911)に栄えた商業都市で、380軒の建築物が当時のままの姿で残されており、国の重要文化財に指定されている。貴重な文化財が争点となったこの論争、レコードチャイナでもその成り行きを注視したい。

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