Record China 2012年3月9日(金) 10時3分
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7日、軍事コラムニストの宋忠平氏はブログで「中国は軍事費をどこに使っているのか」と題した記事を発表した。写真は11年12月、入隊した中国各地の兵士。
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2012年3月7日、中国人民解放軍第二砲兵部隊(ミサイル部隊)の退役教官で軍事コラムニストの宋忠平(ソン・ジョンピン)氏はブログで「中国は軍事費をどこに使っているのか」と題した記事を発表した。以下はその概要。
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今回の両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)で、国防費が議題となっている。今年の国防予算は前年比11.2%増の6702億7400万元(約8兆7000億円)となった。アジア地域の軍事費の増加速度は世界で最も速いという。なぜか。米国など西側諸国が中国を敵視するからだ。中国脅威論も中国の周辺国を不安にさせ、各国の国防費増加につながっている。
中国の国防費が急増する理由はいくつかある。まずは周辺国が中国の領土を虎視眈々と狙っているためだ。中国の「穏やかで我慢強い」姿勢を、彼らは「軟弱で御しやすい」ととらえている。結果的に中国は戦争へ一歩一歩近付かざるを得なくなっている。中国は戦争など望んでおらず、あと10年経済成長を続けたいだけだ。しかし中国の台頭を恐れる彼らはそんな猶予も与えてくれそうにない。
さらに、上がり続ける物価、最新鋭兵器の導入、生活レベル向上に伴うコスト拡大が、国防費を押し上げているのだ。(翻訳・編集/AA)
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