Record China 2012年3月6日(火) 19時35分
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5日、中国人民解放軍の模範兵士で文革時代の精神教育のモデルとなった雷鋒の没後50周年に合わせ、中国独自のギネス記録認定機関である「上海大世界ギネス(基尼斯)」が雷鋒に2つの“ギネス記録”を認定した。写真は雷鋒の記念切手と封筒。
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2012年3月5日、中国人民解放軍の模範兵士で文革時代の精神教育のモデルとなった雷鋒(レイ・フォン)の没後50周年に合わせ、中国独自のギネス記録認定機関である「上海大世界ギネス(基尼斯)」が雷鋒に2つの“ギネス記録”を認定した。遼寧省のニュースサイト・東北新聞網が伝えた。
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上海大世界ギネスはかの有名なギネス・ワールド・レコード社のギネス記録(中国語表記は吉尼斯)とは全く別のもの。1992年に総本部が発足、2002年には裁判沙汰になったにもかかわらず活動を続け、これまでに数多くの「中国独自のギネス記録」を認定してきた。
雷鋒は毛沢東時代、若くして殉職した人民解放軍の模範兵士。なかば神格化され、共産党の推奨する思想的モデルとして、教科書や絵本にも多く用いられてきた。今でも3月5日の「雷鋒に学ぶ記念日」には学生に正しい行いを学ばせるための活動が展開される。
このたび、この英雄に「党と国家指導者の揮毫(きごう)に最も多く登場した兵士」「出版物が最も多い兵士」という2つの“ギネス記録”が認定された。歴代指導者の毛沢東、周恩来、劉少奇、朱徳、トウ小平、江沢民など17人が「雷鋒同志に学べ」など、雷鋒の名前を計18回も揮毫の言葉に使った。出版物はおよそ400種、記念切手も100種類ほどに上る。(翻訳・編集/NN)
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