日本の小学校を訪れてわかった日本サッカーの強さの秘密―中国人記者

Record China    2018年4月25日(水) 22時0分

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23日、騰訊体育は、日本サッカーの強さの秘密について分析する記事を掲載した。資料写真。

2018年4月23日、騰訊体育は、日本サッカーの強さの秘密について分析する記事を掲載した。

AFC女子アジアカップ決勝で日本はオーストラリアを1−0で下し、大会2連覇を飾った。その強さの秘密を探るべく、日本にやって来たという筆者がまず向かったのは、サッカー用品のチェーン店。筆者は「サッカー日本代表のさまざまなグッズが販売されている。人気はタオルマフラーで、ブルーを基調としていて、女子の方はピンクのラインがある」と伝えた。そして、「中国ではほとんど見られないもの」として、弁当箱や筆箱などのさまざまな応援グッズがあることを紹介している。

さらに筆者は、「日曜日には公園など、いたるところで子どもたちがサッカーや野球をする姿が見られる」と紹介。「光が丘公園の近くにある小学校では、午後3時ごろに多くの子どもたちがユニフォームを着て校庭を走り回る光景が見られた」という。そこで筆者は、校庭にいた「管理者」の札を下げた年配の男性に話を聞いたそうだ。この男性は、「この小学校では週末、午後1時から5時まで、本校の児童ではない子どもも含め、小中学生のために開放している」と説明したという。

筆者が「子どもが来たら身分証などをチェックしているのですか?」と質問したところ、この男性は首を振り否定。男性はこの学校の教師ではなく、すでに退職し近くに住んでおり、安全を見守るために来ていると話したという。筆者は「ボランティアなのですか。給料はもらっていないのですか?」と尋ねたところ男性は笑って首を振ったという。

筆者は、光が丘公園内のサッカー場にも足を運び、そこで小学生のサッカーの試合を観戦。地元のサッカークラブが主催しており、両親らは高いところから声援を送っていて、試合に出ていない小さな子どもたちは、場外でコーチと練習に励んでいたという。そこで、7、8歳の女の子が青いユニフォームを着て大きなグローブをしてゴールキーパーをしていたのを見かけたと紹介。「将来のサッカー女子日本代表のゴールキーパーが、今まさにすくすくと成長中であることを誰が否定できようか」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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