Record China 2012年2月29日(水) 7時22分
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27日、中国国務院発展研究センター、世界銀行が共同で制作した報告書『2030年の中国』が発表された。高齢化と労働人口の減少、格差拡大、環境問題などのリスクに直面し、中国は転換点を迎えている。写真は天安門広場。
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2012年2月27日、中国国務院発展研究センター、世界銀行が共同で制作した報告書『2030年の中国』が発表された。28日、銭江晩報が伝えた。
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長期に渡る急成長を続けてきた中国だが、今、転換点を迎えていると報告書は指摘する。今後20年、中国経済は高齢化と労働人口の減少、格差の拡大、環境負荷などのリスクに直面することになり、新たな戦略的調整を迫られる。最も経済成長のペースが鈍化したとしても、2030年には高収入国家の仲間入りを果たし、世界一の経済大国になると報告書は予想している。
一方でリスクを重く見て、「中国は改革しなければ危機に陥る」との見方もある。世界銀行のゼーリック総裁はこの問いに答えて、「中国経済が現在、危機にあるとは思っていない。より正確に言うならば、現在は転機だということだろう。中国は世界経済の危機ではなく、新たな成長の源泉だ」とコメントした。(翻訳・編集/KT)
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