Record China 2018年4月11日(水) 15時20分
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10日、環球網は、米メディアの報道を引用し、巨額な経常収支の黒字でトランプ大統領の次のターゲットが日本になる可能性があるとする記事を掲載した。資料写真。
2018年4月10日、環球網は、米メディアの報道を引用し、巨額の経常収支の黒字でトランプ大統領の次のターゲットは日本になるとする記事を掲載した。
米ブルームバーグ・ニュースの9日の報道によると、日本の海外との輸出入やサービスなどの取引を示す2月の経常収支が大幅な黒字となった。これは日本経済にとってグッドニュースであるが、日米関係に影響を与える可能性があるという。
記事は、明治安田生命保険の小玉祐一チーフエコノミストが、「世界的に貿易摩擦の懸念が高まっている中で、日本の経常収支が2兆円以上の黒字となったことは、日本を米国の攻撃目標としてしまう可能性がある」と指摘したことを紹介。
記事は「米中貿易摩擦の緊張が高まるにつれ、米国に対して貿易黒字の他の国は、米国大統領の次のターゲットは誰になるかと緊張しながら予想している。そして今、トランプ大統領は『米国から甘い汁を吸っている国』の一つである日本にすでに注意を向けている」とした。
さらに「日本の経常収支の黒字の大部分が、トランプ大統領が歓迎すべき米国への大量の投資を含む海外収入であるものの、2月の日本の対米貿易黒字は6310億円にまで増大。これは昨年比3.4%増で、米国への自動車輸出が好調だったことによる」とした。
また記事は、安倍晋三首相が今月17日から18日まで訪米し、トランプ大統領と会談する予定であるとも伝えた。(翻訳・編集/山中)
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