四川大地震震源地が観光地に、「天災を見世物にするのか」との批判も―中国

Record China    2012年2月27日(月) 16時43分

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24日、中国国務院新聞弁公室は四川大地震復興、再建に関する記者会見を開催した。悲惨な天災を見世物にするのかと一部で批判の声が上がっている観光地計画についても説明された。写真は[シ文]川県の水磨鎮。人々が暮らす古い村をそのまま観光地としている。

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2012年2月24日、中国国務院新聞弁公室は四川大地震復興、再建に関する記者会見を開催した。悲惨な天災を見世物にするのかと一部で批判の声が上がっている観光地計画についても説明された。25日、京華時報が伝えた。

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注目を集めているのは、震源地である四川省アバ・チベット族チャン族自治州[シ文]川県映秀鎮が国家5A級観光地への申請を目指している問題だ。記者会見に出席した四川省の魏宏(ウェイ・ホン)常務副省長は、再建後、映秀鎮の主要産業は観光業しかないと認めたが、どのような観光地にするか、具体的には現地住民の意見に耳を傾けると約束した。

また、被災地支援のために201億元(約2600億円)が集められたが、四川省慈善総会、中国赤十字、四川省政府が資金管理を担当している。寄付にあたって用途や地域を指定されたものに対しては意向通りに対応し、それ以外のものに対しては再建計画に組み込まれた。学校や医療機関の再建など市民生活に関するものが主要な用途となる。(翻訳・編集/KT)

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