The World Video 2018年4月10日(火) 17時20分
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中国の四川省瀘州市で先日、強盗犯自らが犯行の一部始終を撮影するという珍事が発生した。
強盗にとって監視カメラは厄介な存在であり、自身の犯行をカモフラージュするために知恵を絞るのが一般的だが、中国の四川省瀘州市では先日、強盗犯自らが犯行の一部始終を撮影するという珍事が発生した。10日付で成都晩報が伝えた。
事件が起きたのは4月5日の夜。酒に酔った男(22)を乗せたタクシーがホテルに着くと、男は所持金が1元(約17円)しかないと運転手に告げた。1元では足りないと運転手は言葉を返したが、男は突然果物ナイフを取り出し、「俺は1元しか持っていない。お前が100元(約1700円)よこせ!」と脅迫し始めた。
男は刃物で脅迫すると同時に、もう片方の手でスマホを持ち動画を撮影。運転手は始終冷静に対応し、男と争った際に腕に傷を負ったが、あきらめた男が逃走したため大きなけがはなかった。その後通報を受けた警察が事件発生の約2時間後に男を拘束。所持していたスマホには脅迫の一部始終が記録されていた。男は容疑を認めており、現在、捜査が進められている。
警察によると、男は普段からぐうたらな生活をしており、親のすねをかじって遊びほうけていた。最近になって親から金銭的な援助はしないと突き離されたが、「仕事を探す」と言いながら街に出て遊んでいた。所持金が尽きかけた5日に家に帰ろうとしたが、その途中で酒を買って飲んだことで所持金が1元だけとなり、強盗を働いたという。(翻訳・編集/内山)
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