<中華経済>社会保険基金残高は36兆円、資金運用は慎重に―中国

Record China    2012年2月26日(日) 10時24分

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24日、証券日報(電子版)は中国の社会保険の2011年末時点の残高と今後の資金運用について報じた。写真は北京市にある社会保険基金管理センター。

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2012年2月24日、証券日報(電子版)は中国の社会保険の2011年末時点の残高と今後の資金運用について報じた。2011年末、年金保険、医療保険、雇用保険、育児保険、労災保険の5つからなる社会保険基金の残高は2兆8700億元(約36兆6398億円)で、年金は1兆9200億元(約24兆5116億円)だった。

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人的資源と社会保障部の胡(フー)副部長は23日、「社会保険資金の資本市場への運用は複雑な問題のため、投資に関してはまだ具体的に決まっていない」と話した。

中国の社会保険基金は主に法人や個人から徴収しており、年金や失業、医療や労災そして育児など、非常に重要な役割を担っている。一方社会保障基金は国有株や国有資産などを運用して資金を集め、中央政府が管理している。現在資本市場で投資を行えるのはこの保障基金だけだ。

現在社会保険基金の投資案としては銀行預金を中心に、少量の国債を利用しての運用となっている。(翻訳・編集/内山)

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