日本版海兵隊「水陸機動団」発足=韓国でも関心高まる

Record China    2018年4月8日(日) 18時10分

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7日、聯合ニュースなど複数の韓国メディアは、陸上自衛隊が長崎県佐世保市の相浦駐屯地で、最近新設された「水陸機動団」の発足式を開き、隊員1500人余りが参加した島しょ奪還訓練を公開したことを伝えた。資料写真。

2018年4月7日、聯合ニュースなど複数の韓国メディアは、陸上自衛隊が同日、長崎県佐世保市の相浦駐屯地で、最近新設された「水陸機動団」の発足式を開き、隊員1500人余りが参加した島しょ奪還訓練を公開したことを伝えた。

記事によると、山本朋広防衛副大臣は、島しょ防衛の重要性を強調する一方で、自衛隊のイラク派遣文書隠蔽問題を取り上げ、「大きな危機感を持っており、基本を徹底することを願う」と述べた。式典には、当初、小野寺五典防衛相が参加する予定だったが、文書隠蔽問題に対応するとして参加を見合わせていた。

山本副大臣は式典で、水陸機動団の青木伸一団長に部隊旗を渡し、日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなる中で、島しょ防衛が非常に重要な課題であることを強調。青木団長は「国土と国民を守るという強い意志で離島防衛態勢に臨む」と述べ、日報文書隠蔽問題と関連し「行政機関としての情報管理を徹底して行く」と語った。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「島しょではなくて、(朝鮮)半島を意識した組織じゃないのか?」「戦争ができるように憲法を改正した後に、独島(日本名:竹島)を奪還するのが本当の狙いか」「独島上陸軍だ」「独島に来たら、地獄を味わうことになるだろう」「島しょ奪還って、独島奪還のことか?」「日本の軍隊が上陸して来るとしたら、朝鮮半島の南側がターゲットになるな」「独島侵略には徹底的に備えねばならない」など、竹島を意識した意見が多く寄せられた。

また、「防衛で留まらないような気がする」「防衛に海兵隊は必要ないだろう」「日本の野心が垣間見える」など、「水陸機動団」の設立目的に懐疑的な意見もみられた。(翻訳・編集/三田)

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