Record China 2018年4月6日(金) 9時50分
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5日、多くの名作アニメを生み出した巨匠・高畑勲監督が同日都内の病院で死去した。82歳だった。日本を代表するアニメ映画の巨匠の1人である高畑監督の訃報に、中国ネットからも悲しみの声が寄せられている。写真は三鷹の森ジブリ美術館。
2018年4月5日、多くの名作アニメを生み出した巨匠・高畑勲監督が同日都内の病院で死去した。82歳だった。日本を代表するアニメ映画の巨匠の1人である高畑監督の訃報に、中国のネットユーザーからも悲しみの声が寄せられている。
高畑監督は「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」などの名作テレビアニメを手掛け、アニメーション映画では「おもひでぽろぽろ」や「平成狸合戦ぽんぽこ」「火垂るの墓」「かぐや姫の物語」など国内外で大きな評価を得た作品を多く生み出した。
スタジオジブリの設立に携わり、宮崎駿監督と並び日本を代表するアニメ映画の巨匠である高畑氏のファンは中国にも多くいる。突然の訃報に中国のネット上には、「どうか安らかに」といった哀悼を表す声が多く寄せられた。
また、「高畑監督は宮崎駿監督と並ぶ巨匠。彼の作品は人間の陰と陽の部分を巧みに表現し、人びとの心に深い印象を刻み込んでいる」「高畑勲監督なくして今のジブリはなかった。もうあの夢のように美しい作品を見られないと思うと…」「こんな衝撃は、(3月14日に亡くなった英宇宙物理学者の)スティーブン・ホーキング博士の訃報以来だ。高畑勲監督も旅立ってしまった。とても悲しい」と突然の訃報に悲しむ声が見られた。
さらに、「『火垂るの墓』は私が最も感動したアニメ映画の1つで、悲しすぎてもう一度見る勇気がない作品でもある」「さよなら、高畑勲監督。あなたの作品は私のまだ小さかった心を強くひきつけました」「『火垂るの墓』と『かぐや姫の物語』は大好きな作品。映像はもちろんのこと、音楽や展開のリズムが非常に良い。さらに、細かい描写を巧みに使い、人びとの心をつかんでいる。『火垂るの墓』を大学の授業で視聴したことがあるが、先生が戸惑うほどに私は泣き崩れてしまった」と高畑監督の作品にまつわる自身の思い出を語る声も多く寄せられた。(翻訳・編集/内山)
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