2012年は高速鉄道建設ラッシュ、年末に総延長距離が1万kmを超える―中国

Record China    2012年2月18日(土) 7時27分

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17日付の北京日報の報道によると、中国鉄道部は、現在建設中のハルビン〜大連、北京〜石家庄(河北省)、石家庄〜武漢(湖北省)区間の高速鉄道について、2012年末の運転開始すると発表した。写真は北京〜石家庄高速鉄道の建設現場。

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2012年2月17日付の北京日報の報道によると、中国鉄道部は、現在建設中のハルビン〜大連、北京〜石家庄(河北省)、石家庄〜武漢(湖北省)区間の高速鉄道は、2012年末に運転開始すると発表した。

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路線の開通により北京〜ハルビン、北京〜深センまでがつながり、それぞれ5時間と8時間で到着できる。

現在、北京・香港・マカオをつなぐ高速道路の杜家坎料金所付近で、北京〜石家庄区間の高速鉄道が建設されている。同区間は2008年10月に建設が開始し、時速350kmでの走行が設計されている。作業は最終段階に入り、6月には半年にわたる試運転を予定している。

同時に石家庄〜武漢区間の建設も着々と進められている。仮に同区間の列車が最高速度の300kmで走行した場合、北京〜鄭州(河南省)までわずか2時間30分で着く。北京から武漢でも4時間ほどで到着する。

ハルビン〜大連区間も完成すれば、現在の9時間から3時間ほどに短縮できる。もちろん北京への交通も便利になり、今より3時間の短縮ができる。

また鉄道部によると、2012年全国で6366kmもの鉄道路線を新たに建設予定だと話した。これは2011の3.2倍の距離である。うち55%が高速鉄道路線。

さらに、武漢〜宜昌(湖北省)、南京〜杭州合肥(安徽省)〜蚌埠(安徽省)区間の開通も予定されており、これらが開通すれば、中国高速鉄道の総延長距離は1万kmを突破する。(翻訳・編集/内山)

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