Record China 2012年2月17日(金) 6時12分
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16日、中国の習近平・国家副主席の米国への「親善の旅」が15日、クライマックスを迎えた。オバマ大統領、バイデン副大統領と相次いで会談した習氏について、中国の専門家たちは「素晴らしかった」と称賛を送っている。写真は米ホワイトハウス。
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2012年2月16日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家副主席の米国への「親善の旅」が15日、クライマックスを迎えた。オバマ大統領、バイデン副大統領と相次いで会談した習氏について、中国の専門家たちは「素晴らしかった」と称賛を送っている。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
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習氏の会談での様子について、中国人民大学米国研究センターの時殷弘(シー・インホン)主任は「堂々としていて爽やかだった」「落ち着き払っていた」「誰と会った時もとても自然だった」「親しみやすい感じだった」と大絶賛。
その一方で、訪米直前に米紙ワシントン・ポストの書面インタビューで「人々が安定と発展を求めている時に、人為的に軍事・安全保障を最優先させ、わざと軍備増強を進め、軍事同盟を強化することは、この地域の絶対多数の国々が見たくないことだ」と話すなど、原則を貫くことは忘れなかった、と拍手を送った。
復旦大学米国研究センターの沈丁立(シェン・ディンリー)主任も「言うべきことは言いながら、友人関係も築いた」「個人の魅力を最大限アピールした」と習氏を称賛。その上で、中国は貧困線を超えるか超えないかでもがいている人の数を減らし、言論空間もかなり広がったが、米国はいまだに台湾への武器供与を続けている、と非難した。
今回の訪米で両国は友好的な雰囲気に包まれたが、これにより、両国関係が温かさを取り戻すとは限らない。時主任は「両国間の隔たりは現実に存在する」と何度も強調した。(翻訳・編集/NN)
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