越境出産の本土仲介業者が起訴される、香港で初のケース―香港

Record China    2012年2月13日(月) 9時47分

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10日、香港で問題となっている本土主婦の越境出産で、中国本土の仲介業者が香港で初めて起訴され、その公判が開かれた。被告の罪状は滞在条件違反と虚偽の申告となっている。写真は09年の福建省福州市の香港出産を募る広告。

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2012年2月10日、香港で大きな問題になっている中国本土妊婦による越境出産で、本土の仲介業者が香港で初めて起訴され、その初公判が沙田裁判法院(裁判所)で開かれた。中国新聞社が伝えた。

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被告の仲介業者は中国本土に住む女性。この日の公判で検察側は、被告が10年から本土妊婦の越境出産に協力し、彼女たちの産前検査や分娩の予約、宿泊施設の手配などの手数料として、毎回数百香港ドル(1香港ドルは約10円)から数千香港ドルを受け取っていたと主張した。被告は、昨年一般通行証で香港に滞在。その際、越境妊婦のために病院での支払いを行うなどの業務を行い、ビジネス従事不可という滞在条件に違反していた事実を認めた。さらに被告は香港入境の際に、実際の入境目的が越境妊婦の付き添いであったにもかかわらず、その旨を申告しなかった虚偽申告の罪も認めている。

同法廷の裁判官は同被告の滞在条件違反について「一般的なケースと異なり、深刻な内容をはらんでいる」として、検察側により詳細な資料の提出を求めた。同被告には来週中にも再度罪状認否が行われる見込み。(翻訳・編集/本郷)

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