米海軍が南沙諸島周辺で「航行の自由作戦」=中国反発「政治的・軍事的な挑発」―米メディア

Record China    2018年3月25日(日) 10時20分

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24日、米中が「貿易戦争」に突入することへの警戒感が広がる中、米国が再び駆逐艦を南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島の近くに派遣したことを受け、中国は「著しい政治的かつ軍事的な挑発だ」と反発した。資料写真。

2018年3月24日、米自由アジア放送(RFA)の中国語版サイトは、米中が「貿易戦争」に突入することへの警戒感が広がる中、米国が再び駆逐艦を南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島の近くに派遣したことに、中国が「著しい政治的かつ軍事的な挑発だ」と反発したと伝えている。

記事によると、米駆逐艦「マスティン」は23日、中国がスプラトリー諸島のミスチーフ(美済)礁で造成した人工島から12カイリ(約22キロ)内を航行した。

これを受け、中国国防部の任国強(レン・グゥオチアン)報道官は、中国海軍が艦船2隻を派遣して米軍艦船の存在を識別するなどし、警告し追い払ったとした上で、「中国軍は重大な政治的・軍事的挑発に断固反対する」と述べた。

中国外交部も23日深夜に華春瑩(ホア・チュンイン)報道官の談話を発表し、「航行と飛行の自由の名目で沿岸国の主権と安全を侵害するいかなる国や人に対しても、中国は断固反対する」とし、「中国の主権を侵犯し中国の安全を脅かす挑発行為を直ちにやめるべきだ」と促した。(翻訳・編集/柳川)

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