Record China 2012年2月8日(水) 0時0分
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6日、シリアのアサド政権を非難する国連安全保障理事会の決議案の採決で、中国とロシアが拒否権を行使したことを受け、リビアの首都トリポリで両国の大使館に石が投げられ、窓ガラスが割れる騒ぎがあった。写真はシリア国旗を取り囲む米中ロなどの国旗。
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2012年2月6日、シリアのアサド政権を非難する国連安全保障理事会の決議案の採決で、中国とロシアが拒否権を行使したことを受け、リビアの首都トリポリで両国の大使館に石が投げられ、窓ガラスが割れる騒ぎがあった。7日付で環球時報が伝えた。
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国連安保理で4日、アサド政権に武力弾圧などを停止するよう求める決議案が、中国とロシアが拒否権を行使したことで否決された。リビアの首都トリポリでは6日、これに抗議するシリア人らのグループが中国大使館に向けて石を投げるなどの抗議活動を展開。これにより、複数の窓ガラスが割られるなどの被害を受けた。
また、ロシア大使館でも同様のデモが行われ、参加者が屋根に上ってロシア国旗を引きずり下ろし、「リビア革命派はシリアの兄弟たちとともに戦う」と書かれたスローガンを掲げるなどした。
拒否権を行使したことに欧米諸国から非難が集中していることに対し、中国外交部の報道官は6日、「中国は誰の庇護者でもないし、誰かにわざと反対しているわけでもない。公正で客観的な責任ある態度を示しただけ」と反論。ロシアのラブロフ外相も同日、「西側はヒステリックだ」と批判している。(翻訳・編集/NN)
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