Record China 2012年2月7日(火) 15時57分
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6日、中国本土妊婦の受け入れ数削減を検討しているとの報道もある香港では出産は困難との判断から、出産希望地を米国やカナダに変更する本土妊婦が増えているという。写真は中国の妊婦。
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2012年2月6日、中国本土妊婦による越境出産が問題になっている香港では、非香港永住者の出産割り当て枠の削減も検討されている。香港での越境出産がますます難しくなると予想されることから、一部の本土妊婦は出産希望地を米国やカナダに変更しているという。北京晨報が伝えた。
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すでに香港の一部の病院では本土妊婦へのベッド数を大幅に縮小。今年は辰年出産ブームでもあり、香港の多くの病院が8月末まで予約で埋まっている状況だ。その出産費用だが、昨年2月に香港屯門医院で出産した妊婦が支払ったのは約5万元(約60万円)。私立医院の一般病棟で6万元(約72万円)以上、もし仲介者に頼めば10万元(約120万円)以上必要に。今年は前述のようにどの病院も8月いっぱいまで予約で埋まっているため、どうしても8月までに香港で出産したい妊婦は仲介業者に頼んで特別ルートで入院できるという。その場合、産後1カ月までの静養期間も含めて25万元(約300万円)が必要となる。
こうした状況下で出産希望地として人気が高まっているのが米国とカナダだ。妊娠28週の妊婦が米国に渡った場合、出産までの全費用は15万元(約180万円)ほど。カナダはそれより6万元(約72万円)高くなるが、カナダ生まれの子供が2歳になれば両親の移住が可能になる利点がある。また少数ではあるが、米国査証が取れない妊婦が米国自治領のサイパン島での出産を希望するケースもあるという。(翻訳・編集/本郷)
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