花見イベントに登場したのは「ニセモノの桜」!来場者からクレームの声上がる―浙江省温州市

Record China    2018年3月22日(木) 23時20分

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22日、澎湃新聞によると、中国浙江省温州市で開催された花見イベントに来場者からクレームの声が上がった。写真は桜。

2018年3月22日、澎湃新聞によると、中国浙江省温州市で開催された花見イベントに来場者からクレームの声が上がった。宣伝では「『桜の海』『桜ストリート』を鑑賞できる」とうたわれていたのだが、実際に見物客らを出迎えたのがビニールでできた「ニセモノの桜」だったためだ。

記事によると、このイベントは17、18日に同市竜湾区で開催されたもので、14日に「『桜の海』や『桜ストリート』が鑑賞でき、このメッセージを現地で見せれば50元(約840円)の入場料が半額になる」との案内がSNS上で発信された。案内には数多くの桜の写真のほか、「広告情報は業者による提供」との一文が添えられていたという。

この件について場所を提供した側は「造花が使われるなんて知らなかった。われわれは場所を提供しただけ」と話し、「造花を使っていることを説明する案内を貼り出すよう主催者側に求めたが14日の広告の反響は大きく、訪れた多くの人が花に不満を持ったようだ」とコメント。一方、主催者側の責任者は「この手のイベントは初めてで、桜は山東省から輸送する途中でしおれてしまった。再手配は間に合わず…」などと説明している。

なお、市当局は虚偽広告の疑いで調査を開始するとともに、入場料を客に返却するよう指示したそうだ。(翻訳・編集/野谷

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