Record China 2018年3月23日(金) 0時0分
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21日、韓国・韓民族日報は、韓国でも性暴力やセクハラ被害を訴える「MeToo(私も)」運動が活発化したことを受け、「ドラマの中でこれまでロマンチックととらえられた行為も、今ではセクハラと考えられるようになった」と報じた。資料写真。
2018年3月21日、韓国・韓民族日報は、韓国でも性暴力やセクハラ被害を訴える「MeToo(私も)」運動が活発化したことを受け、「ドラマの中でこれまでロマンチックととらえられた行為も、今ではセクハラと考えられるようになった」と報じた。環球時報(電子版)が伝えた。
8年前にヒットした恋愛ドラマ「シークレット・ガーデン」では、実直な男性主人公が女性主人公が泊まるホテルの部屋に無理やり入り、相手をベッドの上に押し倒すシーンがある。当時は見る人をハラハラさせただけだが、今では受け取られ方が変わっている。強迫的な愛情表現は「暴力」と考えられるようになった。
しかし、韓国ドラマでは今も「性暴力」とみられるような場面が、男性的な魅力を表現する手段としてしばしば用いられている。嫌がる女性の腕を強引に引っ張って連れ去ったり、女性が拒んだにもかかわらず、無理やり車で送ってそのまま車内に置き去りにしたり、相手に愛していると言い張って一方的にキスしたり。暴力や監禁、強制わいせつのような行動が「ハンサムな男性の愛情表現」として美化されている。
韓国の大衆文化専門家は「性暴力的なシーンを視聴者が黙認することで、教育的にマイナスの影響が生まれる」と懸念。女性団体の関係者は「何度も問題は指摘されているが改善されない。製作者の意識の問題だ」と話している。(翻訳・編集/大宮)
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